キジバトのタンデム


 夕方4時半頃から自宅脇でアベリア、ニラの花に吸蜜に訪れるホウジャク類(スズメガのなかま)を写真に収めようと狙っていました。狙い通りホシホウジャクが現れたものの、それらの花には眼もくれず、遥か高い場所に咲くネムノキの花の周りを高速で飛び廻り、残念ながら一度として降りて来ることはありませんでした。




 もはや何の成果は望めないと諦めかけた頃、一羽の鳥の影がネムノキの枝に飛び込んで来ました。言ってみれば何の変哲もないキジバトだったわけですが、自宅周辺では意外と見ない鳥です。そういえば最近このあたりで2羽で連れだって歩くキジバトをしばしば目にするようになったことをふと思い出しました。





 一羽だけだと思っていたキジバトですが、もう一羽が隣の樹に。
だいぶピンボケですが、証拠写真として・・・・・
 やがて2羽は寄り添うように留まりました。 





 一羽が向こうを向いてしまいました。
もしかしたら彼らはこの場所を塒にしているのかも知れません。
最近このあたりの葉の上がやたらと白く汚れているのはカラスが犯人とばかり
考えていましたが、どうやら彼らの仕業だったようです。


2016年9月30日 横浜市西区
投稿者:柳場 稔